Trot

駆け出し前プログラマの学習記録

新しい言語模索

RubyRailsの学習を一段落させて、新しい言語を模索しています。動的型付け言語かつ軽量プログラミング言語Rubyを中心に据えて学習してきましたが、もっと幅を広げたいからです。「Rubyと異なる特徴を持っていること」を技術選定の基準として、とにかくいろいろと触っています。やはり、言語比較サイトにあるカタログスペックを眺めるよりも、実際に手を動かして色々触ってみることが一番楽しく、はやく、経験値も得られるので一石三鳥です。

 

まず、静的型付け言語としてKotlin、TypeScriptの順番で基本文法を押さえてみました。個人的嗜好としては、静的型付け言語の方が好きかもしれません。理由は、Rubyのコードは型が可視化されていないため、型の相性が悪いことが原因のデバックが非常に大変だからです。一方、静的型付け言語は、変数・関数・返り値・引数に型を指定・注釈することができるため、常にコメントで詳細な説明と単体テストを書きながらプログラミングをしているような感覚があり、非常に安心してコードを書けます。「値や関数の役割が記述されているのでわかりやすい」という感じでしょうか。

 

また、KotlinとTypeScriptの両方を学んでみた感想としては、同じ静的型付け言語ということもあってか、両方が非常によく似ていたため、一方を知っているともう一方の学習コストが大幅に下がることも実感しました。やはり様々な特徴を持った言語に触れることで、汎用言語運用能力のようなものが向上するのかもしれません。

 

色々と手を付けるとどれも中途半端になるデメリットがありますが、「色々」を知ることで比較によって理解が進むメリットがあります。やはり、「狭く深く」と「広く浅く」の両方のアプローチを適宜使い分けることが大切なのかもしれません。